営業職は、取引先の相手やお客さんと面会することが多いです。そのため、予定管理をしっかり行いながら効率的に業務を進めていかなければならないので、手帳は欠かせません。営業職の中には、ただ漠然と手帳を使用している人もいるでしょう。しかし、手帳の使い方や選び方によって、営業業務に役に立つことも少なくありません。営業で成果をあげたいと考えているのであれば、営業職に適した手帳の使い方や選び方を知っておいたほうがよいでしょう。そこで、営業職の効果的な手帳の活用方法とおすすめの手帳について見ていきます。

営業に活用するための手帳の書き込みテクニック

営業職で結果を出すためには、仕事の質を高めることが重要です。手帳の書き方を少し工夫するだけで、仕事の質が高まり、効果的に営業活動ができるようになります。まず、手帳に書き込まれている面会予定は矢印で引っ張っておきます。これだけで面会予定の時間が視覚的にわかるようになるので、打ち合わせ時間の重複を防ぐことができるのです。相手とアポを取った際、話した内容を略語で手帳に記入しておくのも効果的です。それにより、話す内容がすぐ頭に思い浮ぶようになり、相手と面会するとき円滑に打ち合わせを進めることができます。手帳に1日の振り返りを記入しておくのもテクニックの1つです。相手との面会で話が思うように進まなくてうまくいかないケースもあります。そのような場合、うまくいかない要因を明らかにして改善をはかることが大切です。当日の面会の反省点や課題を記載して文字にすることで、足りない点を明確にすることができます。それから、ToDoリストを活用する場合、1日の予定をすべて記載しておきましょう。効率的に仕事をすすめるには、心配ごとをいかになくすかが重要です。ToDoリストにすべて記載されていれば、当日にすることが明確になり、仕事中で心配ごとが発生することもなくなります。したがって、ToDoリストには仕事のことだけはなく、プライベート面のことも書いておいたほうが好ましいです。ただ、ToDoリストにすべての内容を記載するとその量も多くなってしまいます。そのため、ToDoリストの記載内容の中で優先順位をつけておいたほうがよいでしょう。

営業職に使いやすい4つのおすすめ手帳タイプ

手帳にもいろいろな種類があります。その中でも営業職に適しているのはデイリータイプ、バーチカルタイプ、ブロックタイプ、ホリゾンタルタイプの4つです。まず、デイリータイプは1ページに1日分の予定を書き込めるのでスペースが広いです。そのため、営業の面会予定だけではなく、打ち合わせ内容を詳細に記載できるメリットがあります。バーチカルタイプは1日ごとの予定や時間を縦書きで記載でき、ToDoリストを書き込めるようになっています。予定管理だけではなく時間管理やToDoリストの管理も行いやすいので、このタイプの手帳を使用すると円滑に仕事を進めていけるでしょう。ブロックタイプは1ページに7日分の予定と1週間のおおよその予定が記載できるので、週ごとの予定を確認しやすいです。月間または年間のスケジュール表もついているので、長期間の予定管理をしやすいことも見逃せません。ホリゾンタルタイプは1週間の予定を横書きに記載することができます。スペースも広く、予定をしっかり書きこめるので、営業職にとって使いやすいと言えるでしょう。

業務に役立つ手帳を使おう

手帳は使い方によって営業の仕事に活かすことが可能です。視覚的にわかりやすいような書き方をしたり、手帳にあるToDoリストを活用したりすることで、正確な予定管理ができるようになります。また、話の内容を略語で記載したり、当日行った面会の振り返りを記載したりしておくだけで、営業活動の質を向上させられるのです。書き込めるスペースが多いものや長期間のスケジュールを一目で確認できるものなど、営業職に適した手帳も少なくありません。営業職が手帳を使用する際、業務に役立つものを選ぶとよいでしょう。