営業マンが着用するスーツやネクタイなどはよく話題になりますが、実は営業マンが持っているカバンも営業活動には欠かせないアイテムのひとつです。営業用のカバンには素材や種類がたくさんあるため、自分自身が使いやすいと感じるものを選択する必要があります。この記事では、営業に用いるカバンの素材や一般的な種類を紹介することに加えて、営業向きのカバンを選ぶときの具体的なポイントなどについて詳しく解説していきます。

営業カバンの主な素材は?

営業用のカバンには、さまざまな素材が用いられます。まず、革製の営業カバンは、「良いものを長く愛用したい」という営業マンには特におすすめです。使えば使うほど味わいが出てくるのが革製のカバンの特徴です。しかし、革製に関しては、カバン本体が重くなってしまうといったデメリットがあるため、カバンの中身が重いと持ち歩きに苦労する可能性があります。また、革製カバンは水にも弱いため、皮専用防水スプレーを使うなどして日頃のケアを行う必要もあります。
続いて、本革と比較しても安価であることが大きなメリットのひとつといわれている合皮製の営業カバンは、水に強いという特徴があります。そのため、カバンが雨に濡れてしまっても安心です。しかし、合皮製のカバンは経年劣化が激しいため、長年の使用は難しく、数年で買い替えなければなりません。
ナイロン製の営業カバンは軽量であり、機能性に優れているものも多くあります。パソコンなどの重いものを持ち歩く場合にはナイロン製の営業用カバンが重宝するでしょう。また、サイズや種類が豊富である点もナイロン製の営業カバンの魅力です。ただ、軽く扱いやすいことから、ナイロン製のカバンには型崩れしやすいといったデメリットがあります。

営業カバンの一般的な種類

まず、トートバッグはビジネスシーンでも大変人気があるカバンです。カジュアルなイメージのトートバッグですが、ビジネスでも使えるデザインのものが増えています。
次に、3WAYバッグについては、手持ち・ショルダー・リュックの3通りの使い方ができる点が特徴です。また、2WAYバッグも普段はブリーフケースとして使い、ベルトを使うことでショルダーとしても使うことができます。その時々に応じてスタイルを変えることができるのが2WAYバッグ・3WAYバッグの魅力といえるでしょう。
最後に、ビジネスシーンで最もよく目にするのがブリーフケースです。ナイロン製でPC対応のブリーフケースも増えつつあるため、選択肢が幅広いといった特徴もあります。

営業向きのカバンを選ぶポイント

営業向きのカバンを選ぶときには、まずはカバンが自立するかどうかという点に着目してみましょう。カバンを床に置いたときに倒れてしまうようであれば、ビジネスシーンにふさわしいとはいえません。
次に、マチが広く、容量が大きいものにすることをおすすめします。あまりにも容量が小さいカバンは、営業用カバンとしては不向きです。最低でも、A4サイズの書類が入るくらいの容量は必要です。
また、トートバッグの場合、開口部分はファスナータイプが好ましいといえます。カバンの収納部分が全開であると、お客様からの印象もよくありません。カバンにファスナーがついていると、雨からカバンの中身を守ってくれるといったメリットもあります。
最後に、何をどこに収納するのかを考えながらカバンを選ぶことを心がけましょう。普段自分が持ち歩いているものを想像しながら営業に適したカバンを持っておくと仕事でも使いやすいです。

自分自身が使いやすいカバンがベスト!

営業用のカバンには、「必ずこのカバンにすべき」というような決まりはありません。そのため、自分との相性が良いと思えるカバンがベストといえます。営業カバンの素材や種類、選ぶときのポイントを心得ておき、お気に入りの営業用カバンを選びましょう。